第7巻1252番歌はこちらにまとめました。
第7巻 1252番歌
| 巻 | 第7巻 |
| 歌番号 | 1252番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (問答) |
| 原文 | 人社者 意保尓毛言目 我幾許 師努布川原乎 標緒勿謹 |
| 訓読 | 人こそばおほにも言はめ我がここだ偲ふ川原を標結ふなゆめ |
| かな | ひとこそば おほにもいはめ わがここだ しのふかはらを しめゆふなゆめ |
| 英語(ローマ字) | HITOKOSOBA OHONIMOIHAME WAGAKOKODA SHINOFUKAHARAWO SHIMEYUFUNAYUME |
| 訳 | 人様は何でもない川原のようにおっしゃるかも知れないが、私にはかけがえのない鳥たちがいる川原なのです。ですから標縄などを結んで入れないようにしないでくださいな、決して。 |
| 左注 | 右二首詠鳥(右十七首古歌集出) |
| 校異 | – |
| 用語 | 雑歌、作者:古歌集、問答、伝誦、寓意 |