第7巻1140番歌はこちらにまとめました。
第7巻 1140番歌
| 巻 | 第7巻 |
| 歌番号 | 1140番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | 攝津作 |
| 原文 | 志長鳥 居名野乎来者 有間山 夕霧立 宿者無<而> [一本云 猪名乃浦廻乎 榜来者] |
| 訓読 | しなが鳥猪名野を来れば有馬山夕霧立ちぬ宿りはなくて [一本云 猪名の浦みを漕ぎ来れば] |
| かな | しながどり ゐなのをくれば ありまやま ゆふぎりたちぬ やどりはなくて [ゐなのうらみを こぎくれば] |
| 英語(ローマ字) | SHINAGADORI ゐNANOWOKUREBA ARIMAYAMA YUFUGIRITACHINU YADORIHANAKUTE [ゐNANOURAMIWO KOGIKUREBA] |
| 訳 | 猪名野(いなの)をやってきたら、有馬山には夕霧が立ちこめてきた。宿る所もないというのに。 |
| 左注 | – |
| 校異 | 為 而 [元][類][紀] |
| 用語 | 雑歌、兵庫、大阪、羈旅、動物、地名 |

