第6巻1007番歌はこちらにまとめました。
第6巻 1007番歌
| 巻 | 第6巻 |
| 歌番号 | 1007番歌 |
| 作者 | 市原王 |
| 題詞 | 市原王悲獨子歌一首 |
| 原文 | 言不問 木尚妹與兄 有云乎 直獨子尓 有之苦者 |
| 訓読 | 言問はぬ木すら妹と兄とありといふをただ独り子にあるが苦しさ |
| かな | こととはぬ きすらいもとせと ありといふを ただひとりこに あるがくるしさ |
| 英語(ローマ字) | KOTOTOHANU KISURAIMOTOSETO ARITOIFUWO TADAHITORIKONI ARUGAKURUSHISA |
| 訳 | 物言わぬ木ですら妹や兄があるというのにこの私は一人っ子。辛く苦しい。 |
| 左注 | – |
| 校異 | 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 |
| 用語 | 雑歌、作者:市原王、独り、悲哀 |

