第6巻999番歌はこちらにまとめました。
第6巻 999番歌
巻 | 第6巻 |
歌番号 | 999番歌 |
作者 | 守部王 |
題詞 | (春三月幸于難波宮之時歌六首) |
原文 | 従千<沼>廻 雨曽零来 四八津之白水郎 <綱手>乾有 沾将堪香聞 |
訓読 | 茅渟廻より雨ぞ降り来る四極の海人綱手干したり濡れもあへむかも |
かな | ちぬみより あめぞふりくる しはつのあま つなでほしたり ぬれもあへむかも |
英語(ローマ字) | CHINUMIYORI AMEZOFURIKURU SHIHATSUNOAMA TSUNADEHOSHITARI NUREMOAHEMUKAMO |
訳 | 茅渟(ちぬ)の浜あたりから雨が降ってきている。ここ住吉の浜では漁夫が網を干している。濡れても構わないのだろうか。 |
左注 | 右一首遊覧住吉濱還宮之時道上守部王應詔作歌 |
校異 | 紹 沼 [元][類][紀] / 網手綱 綱手 [万葉集古義] / 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 |
用語 | 雑歌、作者:守部王、行幸、羈旅、長意吉麻呂、大阪、天平6年3月、年紀、地名、応詔 |