万葉集 第6巻 912番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第6巻912番歌はこちらにまとめました。

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第6巻 912番歌

第6巻
歌番号912番歌
作者笠金村
題詞((雑歌 / 養老七年癸亥夏五月幸于芳野離宮時笠朝臣金村作歌一首[并短歌])或本反<歌>曰)
原文泊瀬女 造木綿花 三吉野 瀧乃水沫 開来受屋
訓読泊瀬女の造る木綿花み吉野の滝の水沫に咲きにけらずや
かなはつせめの つくるゆふばな みよしのの たきのみなわに さきにけらずや
英語(ローマ字)HATSUSEMENO TSUKURUYUFUBANA MIYOSHINONO TAKINOMINAWANI SAKINIKERAZUYA
泊瀬川で彼女たちが織るというあの真っ白な木綿花がいま、み吉野の滝の水沫になって咲いているではないか。
左注
校異
用語雑歌、作者:笠金村、吉野、行幸、従駕、宮廷讃美、離宮、養老7年5月、年紀、或本歌、異伝、地名