第4巻612番歌はこちらにまとめました。
第4巻 612番歌
| 巻 | 第4巻 |
| 歌番号 | 612番歌 |
| 作者 | 大伴家持 |
| 題詞 | ((笠女郎贈大伴宿祢家持歌廿四首)大伴宿祢家持和<歌>二首) |
| 原文 | 中々者 黙毛有益<乎> 何為跡香 相見始兼 不遂尓 |
| 訓読 | なかなかに黙もあらましを何すとか相見そめけむ遂げざらまくに |
| かな | なかなかに もだもあらましを なにすとか あひみそめけむ とげざらまくに |
| 英語(ローマ字) | NAKANAKANI MODAMOARAMASHIWO NANISUTOKA AHIMISOMEKEMU TOGEZARAMAKUNI |
| 訳 | かえって声をかけなければよかった。どうして逢ったりしたのでしょう。どうせ実らぬ恋なのに。 |
| 左注 | – |
| 校異 | 呼 乎 [金][紀] |
| 用語 | 相聞、作者:大伴家持、笠女郎、悔恨、恨み、贈答 |

