第4巻608番歌はこちらにまとめました。
第4巻 608番歌
| 巻 | 第4巻 |
| 歌番号 | 608番歌 |
| 作者 | 笠郎女(笠女郎) |
| 題詞 | (笠女郎贈大伴宿祢家持歌廿四首) |
| 原文 | 不相念 人乎思者 大寺之 餓鬼之後尓 額衝如 |
| 訓読 | 相思はぬ人を思ふは大寺の餓鬼の後方に額つくごとし |
| かな | あひおもはぬ ひとをおもふは おほてらの がきのしりへに ぬかつくごとし |
| 英語(ローマ字) | AHIOMOHANU HITOWOOMOFUHA OHOTERANO GAKINOSHIRIHENI NUKATSUKUGOTOSHI |
| 訳 | 思ってもくれない人のことを思い続けるのは、大寺の餓鬼象の後方にひれ伏して拝んでいるようなものです。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 相聞、作者:笠女郎、大伴家持、恨み、贈答 |