第4巻564番歌はこちらにまとめました。
第4巻 564番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 564番歌 |
作者 | 坂上郎女 |
題詞 | (大伴坂上郎女歌二首) |
原文 | 山菅<之> 實不成事乎 吾尓所依 言礼師君者 与孰可宿良牟 |
訓読 | 山菅の実ならぬことを我れに寄せ言はれし君は誰れとか寝らむ |
かな | やますげの みならぬことを われによせ いはれしきみは たれとかぬらむ |
英語(ローマ字) | YAMASUGENO MINARANUKOTOWO WARENIYOSE IHARESHIKIMIHA TARETOKANURAMU |
訳 | 山菅のように実らぬ恋であることくらいご存知のくせに・・・。その私に言寄せておっしゃるなんて。本当はどなたと寝ていらっしゃるのでしょうね。 |
左注 | – |
校異 | 乃 之 [桂][類][紀] |
用語 | 相聞、作者:坂上郎女、戯笑、怨恨、植物、恋愛 |