第4巻556番歌はこちらにまとめました。
第4巻 556番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 556番歌 |
作者 | 賀茂女王 |
題詞 | 賀茂女王贈大伴宿祢三依歌一首 [故左大臣長屋王之女也] |
原文 | 筑紫船 未毛不来者 豫 荒振公乎 見之悲左 |
訓読 | 筑紫船いまだも来ねばあらかじめ荒ぶる君を見るが悲しさ |
かな | つくしふね いまだもこねば あらかじめ あらぶるきみを みるがかなしさ |
英語(ローマ字) | TSUKUSHIFUNE IMADAMOKONEBA ARAKAJIME ARABURUKIMIWO MIRUGAKANASHISA |
訳 | 筑紫から船でお帰りになるというあなたを待ちわびています。あらかじめ、長の船旅で荒れ果てた君の姿を目にするのは悲しいですが・・・。 |
左注 | – |
校異 | 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 |
用語 | 相聞、作者:賀茂女王、大伴三依、恨み、離別、贈答 |