第4巻550番歌はこちらにまとめました。
第4巻 550番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 550番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (五年戊辰<大>宰少貳石川足人朝臣遷任餞于筑前國蘆城驛家歌三首) |
原文 | 大船之 念憑師 君之去者 吾者将戀名 直相左右二 |
訓読 | 大船の思ひ頼みし君が去なば我れは恋ひむな直に逢ふまでに |
かな | おほぶねの おもひたのみし きみがいなば あれはこひむな ただにあふまでに |
英語(ローマ字) | OHOBUNENO OMOHITANOMISHI KIMIGAINABA AREHAKOHIMUNA TADANIAFUMADENI |
訳 | 大船に乗った気分で頼りにしていたあなた様が行かれたら、心細く恋しいことですわ、無事帰られてお顔を見るまでは。 |
左注 | (右三首作者未詳) |
校異 | – |
用語 | 相聞、石川足人、餞別、羈旅、恋情、福岡、地名、神亀5年、年紀 |