第4巻535番歌はこちらにまとめました。
第4巻 535番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 535番歌 |
作者 | 安貴王 |
題詞 | (安貴王歌一首[并短歌])反歌 |
原文 | 敷細乃 手枕不纒 間置而 年曽經来 不相念者 |
訓読 | 敷栲の手枕まかず間置きて年ぞ経にける逢はなく思へば |
かな | しきたへの たまくらまかず あひだおきて としぞへにける あはなくおもへば |
英語(ローマ字) | SHIKITAHENO TAMAKURAMAKAZU AHIDAOKITE TOSHIZOHENIKERU AHANAKUOMOHEBA |
訳 | 共寝できなくなってからもう一年が経つ。逢えなくなってからもうそんなにも。 |
左注 | 右安貴王娶因幡八上釆女 係念極甚愛情尤盛 於時勅断不敬之罪退却本郷焉 于是王意悼怛聊作此歌也 |
校異 | – |
用語 | 相聞、作者:安貴王、因幡八上釆女、離別、恋情、枕詞、悲別 |