第4巻526番歌はこちらにまとめました。
第4巻 526番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 526番歌 |
作者 | 坂上郎女 |
題詞 | ((京職藤原大夫贈大伴郎女歌三首 [卿諱曰麻呂也])大伴郎女和歌四首) |
原文 | 千鳥鳴 佐保乃河瀬之 小浪 止時毛無 吾戀者 |
訓読 | 千鳥鳴く佐保の川瀬のさざれ波やむ時もなし我が恋ふらくは |
かな | ちどりなく さほのかはせの さざれなみ やむときもなし あがこふらくは |
英語(ローマ字) | CHIDORINAKU SAHONOKAHASENO SAZARENAMI YAMUTOKIMONASHI AGAKOFURAKUHA |
訳 | 千鳥鳴く佐保の川瀬のさざれ波のように、私の方こそやむときもありません。あなたを恋い焦がれるこの思いは。 |
左注 | (右郎女者佐保大納言卿之女也 初嫁一品穂積皇子 被寵無儔而皇子薨之後時 藤原麻呂大夫娉之郎女焉 郎女家於坂上里 仍族氏号曰坂上郎女也) |
校異 | – |
用語 | 相聞、作者:坂上郎女、藤原麻呂、恋情、贈答、枕詞、動物、枕詞、地名、奈良 |