第4巻522番歌はこちらにまとめました。
第4巻 522番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 522番歌 |
作者 | 藤原麻呂 |
題詞 | 京職藤原大夫贈大伴郎女歌三首 [卿諱曰麻呂也] |
原文 | D嬬等之 珠篋有 玉櫛乃 神家武毛 妹尓阿波受有者 |
訓読 | 娘子らが玉櫛笥なる玉櫛の神さびけむも妹に逢はずあれば |
かな | をとめらが たまくしげなる たまくしの かむさびけむも いもにあはずあれば |
英語(ローマ字) | WOTOMERAGA TAMAKUSHIGENARU TAMAKUSHINO KAMUSABIKEMUMO IMONIAHAZUAREBA |
訳 | あなたの櫛箱にしまい込まれた櫛のように、古びてしまいました。あなたに逢えないままに捨て置かれてしまって。 |
左注 | – |
校異 | 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 |
用語 | 相聞、作者:藤原麻呂、坂上郎女、枕詞、序詞、贈答 |