第4巻503番歌はこちらにまとめました。
第4巻 503番歌
巻 | 第4巻 |
歌番号 | 503番歌 |
作者 | 柿本人麻呂 |
題詞 | (柿本朝臣人麻呂歌三首) |
原文 | 珠衣乃 狭藍左謂沈 家妹尓 物不語来而 思金津裳 |
訓読 | 玉衣のさゐさゐしづみ家の妹に物言はず来にて思ひかねつも |
かな | たまきぬの さゐさゐしづみ いへのいもに ものいはずきにて おもひかねつも |
英語(ローマ字) | TAMAKINUNO SAゐSAゐSHIDUMI IHENOIMONI MONOIHAZUKINITE OMOHIKANETSUMO |
訳 | 衣ずれのようなあわただしさにまぎれて十分に声もかけずに出立してしまったが、それが心残りで心苦しい。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 相聞、作者:柿本人麻呂、恋情、別離、悲別、出発、羈旅 |