第3巻308番歌はこちらにまとめました。
第3巻 308番歌
| 巻 | 第3巻 |
| 歌番号 | 308番歌 |
| 作者 | 博通法師 |
| 題詞 | (博通法師徃紀伊國見三穂石室作歌三首) |
| 原文 | 常磐成 石室者今毛 安里家礼騰 住家類人曽 常無里家留 |
| 訓読 | 常磐なす石室は今もありけれど住みける人ぞ常なかりける |
| かな | ときはなす いはやはいまも ありけれど すみけるひとぞ つねなかりける |
| 英語(ローマ字) | TOKIHANASU IHAYAHAIMAMO ARIKEREDO SUMIKERUHITOZO TSUNENAKARIKERU |
| 訳 | 石室(いわや)は今も昔に変わらず存在しつづけているが、私どもこの世に住んでいる人間界は無常であることよ。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 雑歌、作者:博通法師、羈旅、和歌山、地名 |

