万葉集 第3巻 302番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第3巻 302番歌

第3巻
歌番号302番歌
作者阿倍広庭
題詞中納言阿倍廣庭卿歌一首
原文兒等之家道 差間遠焉 野干<玉>乃 夜渡月尓 競敢六鴨
訓読子らが家道やや間遠きをぬばたまの夜渡る月に競ひあへむかも
かなこらがいへぢ ややまどほきを ぬばたまの よわたるつきに きほひあへむかも
英語(ローマ字)KORAGAIHEDI YAYAMADOHOKIWO NUBATAMANO YOWATARUTSUKINI KIHOHIAHEMUKAMO
あの娘が住む家までまだ遠い。月が沈む頃までに到着できるだろうか。
左注
校異歌 [西] 謌 / 子 玉 [西(左書)][類][細]
用語雑歌、作者:阿倍広庭、恋愛