万葉集 第2巻 233番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第2巻 233番歌

第2巻
歌番号233番歌
作者作者不詳
題詞(霊龜元年歳次乙卯秋九月志貴親王<薨>時作歌一首[并短歌])或本歌曰
原文高圓之 野邊乃秋芽子 勿散祢 君之形見尓 見管思奴播武
訓読高円の野辺の秋萩な散りそね君が形見に見つつ偲はむ
かなたかまとの のへのあきはぎ なちりそね きみがかたみに みつつしぬはむ
英語(ローマ字)TAKAMATONO NOHENOAKIHAGI NACHIRISONE KIMIGAKATAMINI MITSUTSUSHINUHAMU
高円の野辺いっぱいの秋の萩よ、どうか散らないでおくれ、形見として愛でつつ皇子を偲びたいから。
左注
校異
用語挽歌、霊亀1年9月、年紀、志貴皇子、奈良、地名、植物