第2巻197番歌はこちらにまとめました。
第2巻 197番歌
巻 | 第2巻 |
歌番号 | 197番歌 |
作者 | 柿本人麻呂 |
題詞 | (明日香皇女木P殯宮之時柿本<朝臣>人麻呂作歌一首[并短歌])短歌二首 |
原文 | 明日香川 四我良美渡之 塞益者 進留水母 能杼尓賀有萬思 [一云 水乃与杼尓加有益] |
訓読 | 明日香川しがらみ渡し塞かませば流るる水ものどにかあらまし [一云 水の淀にかあらまし] |
かな | あすかがは しがらみわたし せかませば ながるるみづも のどにかあらまし [みづの よどにかあらまし] |
英語(ローマ字) | ASUKAGAHA SHIGARAMIWATASHI SEKAMASEBA NAGARURUMIDUMO NODONIKAARAMASHI [MIDUNO YODONIKAARAMASHI] |
訳 | 激しい明日香川の流れをしがらみで塞きとめることが出来れば、(その急流のような皇子様)の悲しみものどかになるだろうに。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 挽歌、作者:柿本人麻呂、明日香皇女、殯宮、飛鳥、地名 |