第2巻122番歌はこちらにまとめました。
第2巻 122番歌
| 巻 | 第2巻 |
| 歌番号 | 122番歌 |
| 作者 | 弓削皇子 |
| 題詞 | (弓削皇子思紀皇女御歌四首) |
| 原文 | 大船之 泊流登麻里能 絶多日二 物念痩奴 人能兒故尓 |
| 訓読 | 大船の泊つる泊りのたゆたひに物思ひ痩せぬ人の子故に |
| かな | おほぶねの はつるとまりの たゆたひに ものもひやせぬ ひとのこゆゑに |
| 英語(ローマ字) | OHOBUNENO HATSURUTOMARINO TAYUTAHINI MONOMOHIYASENU HITONOKOYUゑNI |
| 訳 | 港に停泊した船が波に揺られる様に似て、私は物思いに揺れる日々を送る内に痩せてしまった。あなたが人妻故に。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 相聞、作者:弓削皇子、紀皇女、恋歌 |

