第2巻110番歌はこちらにまとめました。
第2巻 110番歌
巻 | 第2巻 |
歌番号 | 110番歌 |
作者 | 日並皇子(草壁皇子) |
題詞 | 日並皇子尊贈賜石川女郎御歌一首 [女郎字曰大名兒也] |
原文 | 大名兒 彼方野邊尓 苅草乃 束之間毛 吾忘目八 |
訓読 | 大名児を彼方野辺に刈る草の束の間も我れ忘れめや |
かな | おほなこを をちかたのへに かるかやの つかのあひだも われわすれめや |
英語(ローマ字) | OHONAKOWO WOCHIKATANOHENI KARUKAYANO TSUKANOAHIDAMO WAREWASUREMEYA |
訳 | 大名兒が彼方の野辺で草を刈って束にしている。その草束ではないが、束の間も彼女のことが忘れられようか。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 相聞、作者:日並皇子:草壁皇子、石川郎女、大津皇子、大名兒、歌語り、序詞、植物 |