榎井王が書いた万葉集についてまとめました。
掲載数 全 2 首
歌番号 | 本歌 |
第5巻838番歌 | 梅の花散り乱ひたる岡びには鴬鳴くも春かたまけて[大隅目榎氏鉢麻呂] |
第6巻1015番歌 | 玉敷きて待たましよりはたけそかに来る今夜し楽しく思ほゆ |
榎井王とは?
榎井王(読み:えのいおう/えのいのおおきみ)
?-? 奈良時代の皇族。天智天皇の孫。
天智天皇の孫にあたるが、各種史書上に叙位任官の記録はない。天平9年(737年)橘少卿(橘諸兄または橘佐為)及び諸大夫らが門部王の邸宅に集って宴会を催した際、門部王の来客を歓迎する歌に和して詠んだ歌が2首残っている。