第20巻4502番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4502番歌
巻 | 第20巻 |
歌番号 | 4502番歌 |
作者 | 甘南備伊香 |
題詞 | (二月於式部大輔中臣清麻呂朝臣之宅宴歌十<五>首) |
原文 | 烏梅能波奈 左伎知流波流能 奈我伎比乎 美礼杼母安加奴 伊蘇尓母安流香母 |
訓読 | 梅の花咲き散る春の長き日を見れども飽かぬ礒にもあるかも |
かな | うめのはな さきちるはるの ながきひを みれどもあかぬ いそにもあるかも |
英語(ローマ字) | UMENOHANA SAKICHIRUHARUNO NAGAKIHIWO MIREDOMOAKANU ISONIMOARUKAMO |
訳 | 梅の花が咲いて散っていく春の長い一日、ずっと見ていても飽きない。同時に向こうに見える磯の松も長寿を祝っているようで、やはり見飽きない。 |
左注 | 右一首大蔵大輔甘南備伊香真人 |
校異 | – |
用語 | 天平宝字2年2月、年紀、作者:甘南備伊香、植物、宴席、中臣清麻呂、宴席讃美 |