第20巻4479番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4479番歌
巻 | 第20巻 |
歌番号 | 4479番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | 藤原夫人歌一首 [浄御原宮御宇天皇之夫人也 字曰氷上大刀自也] |
原文 | 安佐欲比尓 祢能未之奈氣婆 夜伎多知能 刀其己呂毛安礼<波> 於母比加祢都毛 |
訓読 | 朝夕に音のみし泣けば焼き太刀の利心も我れは思ひかねつも |
かな | あさよひに ねのみしなけば やきたちの とごころもあれは おもひかねつも |
英語(ローマ字) | ASAYOHINI NENOMISHINAKEBA YAKITACHINO TOGOKOROMOAREHA OMOHIKANETSUMO |
訳 | 朝夕、声をあげて泣くばかりで、焼いた太刀のような強くしっかりした心など持てません。 |
左注 | (右件四首傳讀兵部大丞大原今城) |
校異 | 婆 波 [元][紀][細] |
用語 | 作者:藤原氷上夫人、古歌、伝誦、大原今城、枕詞、恋情、相聞 |