第20巻4471番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4471番歌
巻 | 第20巻 |
歌番号 | 4471番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | 冬十一月五日夜小雷起鳴雪落覆庭忽懐<感>憐聊作短歌一首 |
原文 | 氣能己里能 由伎尓安倍弖流 安之比奇<乃> 夜麻多知波奈乎 都刀尓通弥許奈 |
訓読 | 消残りの雪にあへ照るあしひきの山橘をつとに摘み来な |
かな | けのこりの ゆきにあへてる あしひきの やまたちばなを つとにつみこな |
英語(ローマ字) | KENOKORINO YUKINIAHETERU ASHIHIKINO YAMATACHIBANAWO TSUTONITSUMIKONA |
訳 | 消え残った雪と黄色い山橘の実が照り映えあって輝いている。山橘の実を手みやげにすべく摘みに出かけようか。 |
左注 | 右一首兵部少輔大伴宿祢家持 |
校異 | 盛 感 [西(朱訂正)][元][紀][細] / 之 乃 [元][類] / 波 [元] 婆 |
用語 | 天平勝宝8年11月5日、年紀、作者:大伴家持、植物 |