第20巻4435番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4435番歌
巻 | 第20巻 |
歌番号 | 4435番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | (三月三日檢校防人 勅使并兵部使人等同集飲宴作歌三首) |
原文 | 布敷賣里之 波奈乃波自米尓 許之和礼夜 知里奈牟能知尓 美夜古敝由可無 |
訓読 | ふふめりし花の初めに来し我れや散りなむ後に都へ行かむ |
かな | ふふめりし はなのはじめに こしわれや ちりなむのちに みやこへゆかむ |
英語(ローマ字) | FUFUMERISHI HANANOHAJIMENI KOSHIWAREYA CHIRINAMUNOCHINI MIYAKOHEYUKAMU |
訳 | 桜がまだつぼみだった頃に(難波に)やってきた私どもは、桜が散った後に都に帰ることになろうか。 |
左注 | 右二首兵部使少輔大伴宿祢家持 |
校異 | 使 [西(朱筆消去)][元][紀] |
用語 | 天平勝宝7年3月3日、年紀、作者:大伴家持、望郷、防人検校、宴席、大阪 |