万葉集 第20巻 4423番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第20巻 4423番歌

第20巻
歌番号4423番歌
作者藤原部等母麻呂
題詞(天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌)
原文安之我良乃 美佐可尓多志弖 蘇O布良波 伊波奈流伊毛波 佐夜尓美毛可母
訓読足柄の御坂に立して袖振らば家なる妹はさやに見もかも
かなあしがらの みさかにたして そでふらば いはなるいもは さやにみもかも
英語(ローマ字)ASHIGARANO MISAKANITASHITE SODEFURABA IHANARUIMOHA SAYANIMIMOKAMO
足柄山の足柄峠に立って、袖を振ったならば、家の妻ははっきりと見ているであろうか。
左注右一首埼玉郡上丁藤原部等母麻呂 ( / 二月廿<九>日武蔵國部領防人使掾正六位上安曇宿祢三國進歌數廿首 但拙劣歌者不取載之)
校異波 [元](塙) 婆
用語天平勝宝7年2月29日、年紀、作者:藤原部等母麻呂、防人歌、埼玉、安曇三國、地名、望郷、恋情