第20巻4417番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4417番歌
巻 | 第20巻 |
歌番号 | 4417番歌 |
作者 | 宇遅部黒女(椋椅部荒虫妻) |
題詞 | (天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌) |
原文 | 阿加胡麻乎 夜麻努尓波賀志 刀里加尓弖 多麻<能>余許夜麻 加志由加也良牟 |
訓読 | 赤駒を山野にはがし捕りかにて多摩の横山徒歩ゆか遣らむ |
かな | あかごまを やまのにはかし とりかにて たまのよこやま かしゆかやらむ |
英語(ローマ字) | AKAGOMAWO YAMANONIHAKASHI TORIKANITE TAMANOYOKOYAMA KASHIYUKAYARAMU |
訳 | 赤駒(馬)を山野に放ってしまって、捕獲しかねてしまった。夫に多摩の山並みを徒歩で旅立たせることになろうか。 |
左注 | 右一首豊嶋郡上丁椋椅部荒虫之妻宇遅部黒女 ( / 二月廿<九>日武蔵國部領防人使掾正六位上安曇宿祢三國進歌數廿首 但拙劣歌者不取載之) |
校異 | 乃 能 [元][類] |
用語 | 天平勝宝7年2月29日、年紀、作者:椋椅部荒虫妻:宇遅部黒女、防人歌、地名、女歌、埼玉、安曇三國、恋情 |