第20巻4400番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4400番歌
巻 | 第20巻 |
歌番号 | 4400番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌)(為防人情陳思作歌一首[并短歌]) |
原文 | 伊<弊>於毛負等 伊乎祢受乎礼婆 多頭我奈久 安之<弊>毛美要受 波流乃可須美尓 |
訓読 | 家思ふと寐を寝ず居れば鶴が鳴く葦辺も見えず春の霞に |
かな | いへおもふと いをねずをれば たづがなく あしへもみえず はるのかすみに |
英語(ローマ字) | IHEOMOFUTO IWONEZUWOREBA TADUGANAKU ASHIHEMOMIEZU HARUNOKASUMINI |
訳 | 故郷を思って寝るに寝られずにいると、鶴が鳴いている葦辺も見えない。春の霞がたちこめていて。 |
左注 | 右十九日兵部少輔大伴宿祢家持作之 |
校異 | 敝 弊 [元][紀][細] |
用語 | 天平勝宝7年2月19日、年紀、作者:大伴家持、動物、望郷、防人歌、同情、難波、大阪 |