万葉集 第20巻 4365番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第20巻4365番歌はこちらにまとめました。

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第20巻 4365番歌

第20巻
歌番号4365番歌
作者物部道足
題詞(天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌)
原文於之弖流夜 奈尓波能<都由>利 布奈与曽比 阿例波許藝奴等 伊母尓都岐許曽
訓読押し照るや難波の津ゆり船装ひ我れは漕ぎぬと妹に告ぎこそ
かなおしてるや なにはのつゆり ふなよそひ あれはこぎぬと いもにつぎこそ
英語(ローマ字)OSHITERUYA NANIHANOTSUYURI FUNAYOSOHI AREHAKOGINUTO IMONITSUGIKOSO
照り輝く難波の港から、船飾りを行い、さあこれから(筑紫に向けて)漕ぎ出そうとしていると、故郷の彼女に伝えておくれ。
左注(右二首信太郡物部道足) ( / 二月十四日常陸國部領防人使大目正七位上息長真人國嶋進歌數十七首 但拙劣歌者不取載之)
校異津与 都由 [元]
用語天平勝宝7年2月14日、年紀、作者:物部道足、防人歌、地名、難波、大阪、望郷、恋情、茨城、息長国島