万葉集 第20巻 4363番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第20巻4363番歌はこちらにまとめました。

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第20巻 4363番歌

第20巻
歌番号4363番歌
作者若舎人部廣足
題詞(天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌)
原文奈尓波都尓 美布祢於呂須恵 夜蘇加奴伎 伊麻波許伎奴等 伊母尓都氣許曽
訓読難波津に御船下ろ据ゑ八十楫貫き今は漕ぎぬと妹に告げこそ
かななにはつに みふねおろすゑ やそかぬき いまはこぎぬと いもにつげこそ
英語(ローマ字)NANIHATSUNI MIFUNEOROSUゑ YASOKANUKI IMAHAKOGINUTO IMONITSUGEKOSO
難波の港に御船を海に下ろし据えていっぱい梶を並べて、さあこれから(筑紫に向けて)漕ぎ出そうとしていると、故郷の彼女に伝えておくれ。
左注(右二首茨城郡若舎人部廣足) ( / 二月十四日常陸國部領防人使大目正七位上息長真人國嶋進歌數十七首 但拙劣歌者不取載之)
校異
用語天平勝宝7年2月14日、年紀、作者:若舎人部廣足、防人歌、地名、難波、大阪、茨城、息長国島、恋情、望郷