第20巻4327番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4327番歌
巻 | 第20巻 |
歌番号 | 4327番歌 |
作者 | 物部古麻呂 |
題詞 | (天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌) |
原文 | 和我都麻母 畫尓可伎等良無 伊豆麻母加 多<妣>由久阿礼<波> 美都々志努波牟 |
訓読 | 我が妻も絵に描き取らむ暇もが旅行く我れは見つつ偲はむ |
かな | わがつまも ゑにかきとらむ いつまもが たびゆくあれは みつつしのはむ |
英語(ローマ字) | WAGATSUMAMO ゑNIKAKITORAMU ITSUMAMOGA TABIYUKUAREHA MITSUTSUSHINOHAMU |
訳 | 我が妻を絵に描きとる暇があったらなあ、旅を行くときその絵を見ながら妻をしのぶことが出来るのに。 |
左注 | 右一首長下郡物部古麻呂 / 二月六日防人部領使遠江國史生坂本朝臣人上進歌數十八首 但有拙劣歌十一首不取載之 |
校異 | 比 妣 [元] / 婆 波 [類][紀][細] |
用語 | 天平勝宝7年2月6日、年紀、作者:物部古麻呂、防人歌、静岡、坂本人上、望郷、恋情 |