第20巻4318番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4318番歌
巻 | 第20巻 |
歌番号 | 4318番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | – |
原文 | 安伎能野尓 都由於弊流波疑乎 多乎良受弖 安多良佐可里乎 須<具>之弖牟登香 |
訓読 | 秋の野に露負へる萩を手折らずてあたら盛りを過ぐしてむとか |
かな | あきののに つゆおへるはぎを たをらずて あたらさかりを すぐしてむとか |
英語(ローマ字) | AKINONONI TSUYUOHERUHAGIWO TAWORAZUTE ATARASAKARIWO SUGUSHITEMUTOKA |
訳 | 秋の野に露にまみれた美しい萩の花を手折らないで、いたずらに、その美しい盛りを黙って見過ごしてしまおうというのか。 |
左注 | (右歌六首兵部少輔大伴宿祢家持獨憶秋野聊述拙懐作之) |
校異 | 其 具 [元][類][紀][細] |
用語 | 天平勝宝6年、年紀、作者:大伴家持、植物、高円、宮廷、奈良、独詠 |