第19巻4283番歌はこちらにまとめました。
第19巻 4283番歌
| 巻 | 第19巻 |
| 歌番号 | 4283番歌 |
| 作者 | 茨田王 |
| 題詞 | (五年正月四日於治部少輔石上朝臣宅嗣家宴歌三首) |
| 原文 | 梅花 開有之中尓 布敷賣流波 戀哉許母礼留 雪乎持等可 |
| 訓読 | 梅の花咲けるが中にふふめるは恋か隠れる雪を待つとか |
| かな | うめのはな さけるがなかに ふふめるは こひかこもれる ゆきをまつとか |
| 英語(ローマ字) | UMENOHANA SAKERUGANAKANI FUFUMERUHA KOHIKAKOMORERU YUKIWOMATSUTOKA |
| 訳 | 梅の花が咲いている中にも蕾みのままのものがあるけれど、恋が隠れているのでしょうか、それとも雪を待っているのでしょうか。 |
| 左注 | 右一首中務大輔茨田王 |
| 校異 | – |
| 用語 | 天平勝宝5年1月4日、年紀、作者:茨田王、宴席、植物、恋愛、見立て、譬喩、石上宅嗣 |