万葉集 第19巻 4222番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第19巻 4222番歌

第19巻
歌番号4222番歌
作者久米広縄
題詞九月三日宴歌二首
原文許能之具礼 伊多久奈布里曽 和藝毛故尓 美勢牟我多米尓 母美知等里C牟
訓読このしぐれいたくな降りそ我妹子に見せむがために黄葉取りてむ
かなこのしぐれ いたくなふりそ わぎもこに みせむがために もみちとりてむ
英語(ローマ字)KONOSHIGURE ITAKUNAFURISO WAGIMOKONI MISEMUGATAMENI MOMICHITORITEMU
今降っているしぐれよ、そんなにひどく降らないでおくれ。わが妻に見せようと思ってモミジを採っているのだから。
左注右一首<掾>久米朝臣廣縄作之
校異様 掾 [西(訂正右書)][元][文][紀]
用語天平勝宝2年9月3日、年紀、作者:久米広縄、宴席、高岡、富山