万葉集 第18巻 4108番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第18巻 4108番歌

第18巻
歌番号4108番歌
作者大伴家持
題詞((教喩史生尾張少咋歌一首并短歌 / 七出例云 / 但犯一條即合出之 無七出輙<弃>者徒一年半 / 三不去云 / 雖犯七出不合<弃>之 違者杖一百 唯犯奸悪疾得<弃>之/ 兩妻例云 / 有妻更娶者徒一年 女家杖一百離之 / 詔書云 / 愍賜義夫節婦 / 謹案 先件數條 建法之基 化道之源也 然則義夫之道 情存無別 / 一家同財 豈有忘舊愛新之志哉 所以綴作數行之歌令悔<弃>舊之惑 其詞云)反歌三首)
原文左刀妣等能 見流目波豆可之 左夫流兒尓 佐度波須伎美我 美夜泥之理夫利
訓読里人の見る目恥づかし左夫流子にさどはす君が宮出後姿
かなさとびとの みるめはづかし さぶるこに さどはすきみが みやでしりぶり
英語(ローマ字)SATOBITONO MIRUMEHADUKASHI SABURUKONI SADOHASUKIMIGA MIYADESHIRIBURI
地元の人が見る目のことを思うと、私も恥ずかしくなる。左夫流(さぶる)なる子に血迷って国府(役所)を後にする様子を見れば。
左注(右五月十五日守大伴宿祢家持作之)
校異
用語天平感宝1年5月15日、作者:大伴家持、年紀、教喩、律令、高岡、富山、尾張少咋、儒教