第18巻4073番歌はこちらにまとめました。
第18巻 4073番歌
巻 | 第18巻 |
歌番号 | 4073番歌 |
作者 | 大伴池主 |
題詞 | 越前國掾大伴宿祢池主来贈歌三首 / 以今月十四日到来深見村 望拜彼北方常念芳徳 何日能休 兼以隣近忽増戀 加以先書云 暮春可惜 促膝未期 生別悲<兮> 夫復何言臨紙悽断奉状不備 / 三月一五日大伴宿祢池主 / 一 古人云 |
原文 | 都奇見礼婆 於奈自久尓奈里 夜麻許曽婆 伎美我安多里乎 敝太弖多里家礼 |
訓読 | 月見れば同じ国なり山こそば君があたりを隔てたりけれ |
かな | つきみれば おなじくになり やまこそば きみがあたりを へだてたりけれ |
英語(ローマ字) | TSUKIMIREBA ONAJIKUNINARI YAMAKOSOBA KIMIGAATARIWO HEDATETARIKERE |
訳 | こことあなた様のいらっしゃるあたりは山こそ隔たっていますが、月を見ると同じ国なんですね。 |
左注 | – |
校異 | 号 兮 [矢][京] |
用語 | 天平20年3月15日、作者:大伴池主、年紀、高岡、富山、大伴家持、贈答、書簡、福井、恋情 |