第18巻4055番歌はこちらにまとめました。
第18巻 4055番歌
巻 | 第18巻 |
歌番号 | 4055番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | (掾久米朝臣廣縄之舘饗田邊史福麻呂宴歌四首) |
原文 | 可敝流<未>能 美知由可牟日波 伊都波多野 佐<可>尓蘇泥布礼 和礼乎事於毛<波>婆 |
訓読 | 可敝流廻の道行かむ日は五幡の坂に袖振れ我れをし思はば |
かな | かへるみの みちゆかむひは いつはたの さかにそでふれ われをしおもはば |
英語(ローマ字) | KAHERUMINO MICHIYUKAMUHIHA ITSUHATANO SAKANISODEFURE WAREWOSHIOMOHABA |
訳 | 帰(かへる)近辺の道を(都に)お帰りになる日は、五幡(いつはた)の坂の上から、どうか袖をお振り下され、この私を忘れがたく思って下さるなら。 |
左注 | 右二首大伴宿祢家持 / 前<件>歌者廿六日作之 |
校異 | 末 未 [万葉集古義] / 波 [元][類] 婆 / 加 可 [元][類][古] / 婆 波 [元][類][紀] / 伴 件 [元][紀][細] |
用語 | 天平20年3月25日、作者:大伴家持、年紀、地名、福井、敦賀、羈旅、別離、出発、宴席、久米広縄、田辺福麻呂、高岡、富山 |