万葉集 第18巻 4043番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第18巻4043番歌はこちらにまとめました。

スポンサーリンク

第18巻 4043番歌

第18巻
歌番号4043番歌
作者大伴家持
題詞(于時期之明日将遊覧布勢水海仍述懐各作歌)
原文安須能比能 敷勢能宇良<未>能 布治奈美尓 氣太之伎奈可<受> 知良之底牟可母 [一頭云 保等登藝須]
訓読明日の日の布勢の浦廻の藤波にけだし来鳴かず散らしてむかも [一頭云 霍公鳥]
かなあすのひの ふせのうらみの ふぢなみに けだしきなかず ちらしてむかも [ほととぎす]
英語(ローマ字)ASUNOHINO FUSENOURAMINO FUDINAMINI KEDASHIKINAKAZU CHIRASHITEMUKAMO [HOTOTOGISU]
明日の布勢の浦辺に咲く波のような藤の花に、もしかして(ホトトギスは)やって来て鳴かないで花は散るにまかせることになるかもしれませんね。
左注右一首大伴宿祢家持和之 / 前件十首歌者廿四日宴作之
校異末 未 [万葉集古義] / 須 受 [元][類]
用語天平20年3月24日、作者:大伴家持、年紀、宴席、地名、氷見、富山、植物、動物、季節