第17巻3972番歌はこちらにまとめました。
第17巻 3972番歌
巻 | 第17巻 |
歌番号 | 3972番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | (更贈歌一首[并短歌] / 含弘之徳垂恩蓬体不貲之思報慰陋心 載荷<来眷>無堪所喩也 但以稚時不渉遊藝之庭 横翰之藻自乏<乎>彫蟲焉 幼年未逕山柿之門 裁歌之趣 詞失<乎>聚林矣 爰辱以藤續錦之言更題将石間瓊之詠 <固>是俗愚懐癖 不能黙已 仍捧數行式酬嗤咲其詞曰) |
原文 | 伊泥多々武 知加良乎奈美等 許母里為弖 伎弥尓故布流尓 許己呂度母奈思 |
訓読 | 出で立たむ力をなみと隠り居て君に恋ふるに心どもなし |
かな | いでたたむ ちからをなみと こもりゐて きみにこふるに こころどもなし |
英語(ローマ字) | IDETATAMU CHIKARAWONAMITO KOMORIゐTE KIMINIKOFURUNI KOKORODOMONASHI |
訳 | 外出する力もないからと家にこもりっきりでいて、あなたのことを恋しく思っていると、なんだかぼんやりします。 |
左注 | 三月三日大伴宿祢家持 |
校異 | – |
用語 | 天平19年3月3日、年紀、作者:大伴家持、贈答、大伴池主、、書簡、恋情、悲嘆、高岡、富山 |