第17巻3970番歌はこちらにまとめました。
第17巻 3970番歌
巻 | 第17巻 |
歌番号 | 3970番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | (更贈歌一首[并短歌] / 含弘之徳垂恩蓬体不貲之思報慰陋心 載荷<来眷>無堪所喩也 但以稚時不渉遊藝之庭 横翰之藻自乏<乎>彫蟲焉 幼年未逕山柿之門 裁歌之趣 詞失<乎>聚林矣 爰辱以藤續錦之言更題将石間瓊之詠 <固>是俗愚懐癖 不能黙已 仍捧數行式酬嗤咲其詞曰) |
原文 | 安之比奇能 夜麻佐久良婆奈 比等目太尓 伎美等之見C婆 安礼古<非>米夜母 |
訓読 | あしひきの山桜花一目だに君とし見てば我れ恋ひめやも |
かな | あしひきの やまさくらばな ひとめだに きみとしみてば あれこひめやも |
英語(ローマ字) | ASHIHIKINO YAMASAKURABANA HITOMEDANI KIMITOSHIMITEBA AREKOHIMEYAMO |
訳 | 山に咲くあの桜の花を一目なりとあなたと一緒に見られたら、こんなにあなたのことを恋しく思うでしょうか。 |
左注 | (三月三日大伴宿祢家持) |
校異 | 悲 非 [元][類][細] |
用語 | 天平19年3月3日、年紀、作者:大伴家持、贈答、大伴池主、、書簡、枕詞、植物、恋情、悲嘆、高岡、富山 |