第15巻3779番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3779番歌
巻 | 第15巻 |
歌番号 | 3779番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (中臣朝臣宅守与狭野弟上娘子贈答歌) |
原文 | 和我夜度乃 波奈多知<婆>奈波 伊多都良尓 知利可須具良牟 見流比等奈思尓 |
訓読 | 我が宿の花橘はいたづらに散りか過ぐらむ見る人なしに |
かな | わがやどの はなたちばなは いたづらに ちりかすぐらむ みるひとなしに |
英語(ローマ字) | WAGAYADONO HANATACHIBANAHA ITADURANI CHIRIKASUGURAMU MIRUHITONASHINI |
訳 | 家の庭に咲いている花橘は、誰も見る人もなく、いたずらに散っていくままになっている。 |
左注 | (右七首中臣朝臣宅守寄花鳥陳思作歌) |
校異 | 波 婆 [類][紀][細] |
用語 | 作者:中臣宅守、天平12年、年紀、植物、譬喩、恋情、悲別、狭野弟上娘子 |