万葉集 第15巻 3734番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第15巻3734番歌はこちらにまとめました。

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第15巻 3734番歌

第15巻
歌番号3734番歌
作者作者不詳
題詞(中臣朝臣宅守与狭野弟上娘子贈答歌)
原文等保伎山 世伎毛故要伎奴 伊麻左良尓 安布倍伎与之能 奈伎我佐夫之佐 [一云 左必之佐]
訓読遠き山関も越え来ぬ今さらに逢ふべきよしのなきが寂しさ [一云 さびしさ]
かなとほきやま せきもこえきぬ いまさらに あふべきよしの なきがさぶしさ [さびしさ]
英語(ローマ字)TOHOKIYAMA SEKIMOKOEKINU IMASARANI AFUBEKIYOSHINO NAKIGASABUSHISA [SABISHISA]
遠い山も関も越えてやってきた。この期に及んでは彼女に逢える手段もない。本当に寂しい。
左注(右十四首中臣朝臣宅守)
校異
用語作者:中臣宅守、天平12年、年紀、羈旅、配流、恋情、異伝、贈答、悲別、狭野弟上娘子