第15巻3706番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3706番歌
| 巻 | 第15巻 |
| 歌番号 | 3706番歌 |
| 作者 | 阿倍継麻呂 |
| 題詞 | (竹敷浦舶泊之時<各>陳心緒作歌十八首) |
| 原文 | 多麻之家流 伎欲吉奈藝佐乎 之保美弖婆 安可受和礼由久 可反流左尓見牟 |
| 訓読 | 玉敷ける清き渚を潮満てば飽かず我れ行く帰るさに見む |
| かな | たましける きよきなぎさを しほみてば あかずわれゆく かへるさにみむ |
| 英語(ローマ字) | TAMASHIKERU KIYOKINAGISAWO SHIHOMITEBA AKAZUWAREYUKU KAHERUSANIMIMU |
| 訳 | 玉を敷き詰めたような美しい渚に潮が満ちてくる。その光景を見飽きないまま(新羅へ)向かう。帰りには必ず見よう。 |
| 左注 | 右一首大使 |
| 校異 | – |
| 用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、羈旅、土地讃美、長崎、対馬、作者:阿倍継麻呂 |

