第15巻3673番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3673番歌
巻 | 第15巻 |
歌番号 | 3673番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (到筑前國志麻郡之韓亭舶泊經三日於時夜月之光皎々流照奄對此<華>旅情悽噎各陳心緒聊以裁歌六首) |
原文 | 可是布氣婆 於吉都思良奈美 可之故美等 能許能等麻里尓 安麻多欲曽奴流 |
訓読 | 風吹けば沖つ白波畏みと能許の亭にあまた夜ぞ寝る |
かな | かぜふけば おきつしらなみ かしこみと のこのとまりに あまたよぞぬる |
英語(ローマ字) | KAZEFUKEBA OKITSUSHIRANAMI KASHIKOMITO NOKONOTOMARINI AMATAYOZONURU |
訳 | 風が吹いていて、沖の白波が恐ろしいので能古(のこ)島近くの停泊地で幾夜も過ごした。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、羈旅、福岡、韓亭、地名、能許島、漂泊、波待ち |