第15巻3668番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3668番歌
巻 | 第15巻 |
歌番号 | 3668番歌 |
作者 | 阿倍継麻呂 |
題詞 | 到筑前國志麻郡之韓亭舶泊經三日於時夜月之光皎々流照奄對此<華>旅情悽噎各陳心緒聊以裁歌六首 |
原文 | 於保伎美能 等保能美可度登 於毛敝礼杼 氣奈我久之安礼婆 古非尓家流可母 |
訓読 | 大君の遠の朝廷と思へれど日長くしあれば恋ひにけるかも |
かな | おほきみの とほのみかどと おもへれど けながくしあれば こひにけるかも |
英語(ローマ字) | OHOKIMINO TOHONOMIKADOTO OMOHEREDO KENAGAKUSHIAREBA KOHINIKERUKAMO |
訳 | ここは大君の遠の朝廷とは思うけれど、ここに来るまで随分経つので、あの奈良の都が恋しい。 |
左注 | 右一首大使 |
校異 | 花([西(訂正左書)]美 華 [紀][細] |
用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、作者:阿倍継麻呂、羈旅、恋情、望郷、福岡、韓亭 |