第15巻3650番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3650番歌
巻 | 第15巻 |
歌番号 | 3650番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (佐婆海中忽遭逆風漲浪漂流經宿而後幸得順風到著豊前國下毛郡分間浦 於是追怛艱難悽惆作八首) |
原文 | 比左可多能 安麻弖流月波 見都礼杼母 安我母布伊毛尓 安波奴許呂可毛 |
訓読 | ひさかたの天照る月は見つれども我が思ふ妹に逢はぬころかも |
かな | ひさかたの あまてるつきは みつれども あがもふいもに あはぬころかも |
英語(ローマ字) | HISAKATANO AMATERUTSUKIHA MITSUREDOMO AGAMOFUIMONI AHANUKOROKAMO |
訳 | 空を照らしてこうこうと輝く月は見えるけれど、あの子に逢えない日々が長くなったこのごろだなあ。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、羈旅、枕詞、大分、中津市、望郷、恋情 |