第15巻3610番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3610番歌
| 巻 | 第15巻 |
| 歌番号 | 3610番歌 |
| 作者 | 柿本人麻呂 |
| 題詞 | (當所誦詠古歌) |
| 原文 | 安胡乃宇良尓 布奈能里須良牟 乎等女良我 安可毛能須素尓 之保美都良武賀 |
| 訓読 | 安胡の浦に舟乗りすらむ娘子らが赤裳の裾に潮満つらむか |
| かな | あごのうらに ふなのりすらむ をとめらが あかものすそに しほみつらむか |
| 英語(ローマ字) | AGONOURANI FUNANORISURAMU WOTOMERAGA AKAMONOSUSONI SHIHOMITSURAMUKA |
| 訳 | 安胡(あご)の浦に舟乗りしようとする乙女たち。赤裳の裾が濡れているが、潮が満ちてきたようだ。 |
| 左注 | 柿本朝臣人麻呂歌曰 安美能宇良 又曰 多<麻>母能須蘇尓 |
| 校異 | 麻能 麻 [西(訂正)][類][紀][細] |
| 用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、古歌、誦詠、地名、異伝、柿本人麻呂、羈旅、転用 |
第15巻 3610S1番歌(異伝歌1)
| 題詞 | (當所誦詠古歌)柿本朝臣人麻呂歌曰 又曰 |
| 原文 | 安美能宇良 多<麻>母能須蘇尓 |
| 訓読 | 嗚呼見の浦 玉裳の裾に |
| かな | あみのうら たまものすそに |
| 英語(ローマ字) | AMINOURA TAMAMONOSUSONI |
| 訳 | 安胡の浦、娘子の美しい裳裾に。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、古歌、誦詠、地名、三重県、異伝、作者:柿本人麻呂、転用 |

