第15巻3606番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3606番歌
巻 | 第15巻 |
歌番号 | 3606番歌 |
作者 | 柿本人麻呂 |
題詞 | (當所誦詠古歌) |
原文 | 多麻藻可流 乎等女乎須疑弖 奈都久佐能 野嶋我左吉尓 伊保里須和礼波 |
訓読 | 玉藻刈る処女を過ぎて夏草の野島が崎に廬りす我れは |
かな | たまもかる をとめをすぎて なつくさの のしまがさきに いほりすわれは |
英語(ローマ字) | TAMAMOKARU WOTOMEWOSUGITE NATSUKUSANO NOSHIMAGASAKINI IHORISUWAREHA |
訳 | 乙女たちが玉藻を刈っている。その浜辺を通過して夏草が生い茂る野島が崎にたどりついた。ここで私は草を枕に寝よう。 |
左注 | 柿本朝臣人麻呂歌曰 敏馬乎須疑弖 又曰 布祢知可豆伎奴 |
校異 | – |
用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、古歌、誦詠、柿本人麻呂、枕詞、地名、兵庫、淡路、異伝、道行き、羈旅、転用 |
第15巻 3606S1番歌(異伝歌1)
題詞 | (當所誦詠古歌)柿本朝臣人麻呂歌曰 又曰 |
原文 | 敏馬乎須疑弖 布祢知可豆伎奴 |
訓読 | 敏馬を過ぎて 船近づきぬ |
かな | みぬめをすぎて ふねちかづきぬ |
英語(ローマ字) | MINUMEWOSUGITE FUNECHIKADUKINU |
訳 | 敏馬を過ぎて夏草の野島が崎に船は近づく。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、古歌、誦詠、作者:柿本人麻呂、地名、兵庫、異伝、道行き、羈旅、転用 |