第15巻3603番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3603番歌
| 巻 | 第15巻 |
| 歌番号 | 3603番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (當所誦詠古歌) |
| 原文 | 安乎<楊>疑能 延太伎里於呂之 湯種蒔 忌忌伎美尓 故非和多流香母 |
| 訓読 | 青楊の枝伐り下ろしゆ種蒔きゆゆしき君に恋ひわたるかも |
| かな | あをやぎの えだきりおろし ゆだねまき ゆゆしききみに こひわたるかも |
| 英語(ローマ字) | AWOYAGINO EDAKIRIOROSHI YUDANEMAKI YUYUSHIKIKIMINI KOHIWATARUKAMO |
| 訳 | 青柳の枝を伐り下ろして地面に挿す。そこから初の稲種を蒔くように、恐れ多いあなた様に恋続けています。 |
| 左注 | (右三首戀歌) |
| 校異 | 揚 楊 [類][紀][温] |
| 用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、古歌、誦詠、転用、望郷、恋情、植物、羈旅 |

