第15巻3597番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3597番歌
| 巻 | 第15巻 |
| 歌番号 | 3597番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (遣新羅使人等悲別贈答及海路慟情陳思并當所誦之古歌) |
| 原文 | 和多都美能 於伎津之良奈美 多知久良思 安麻乎等女等母 思麻我久<流>見由 |
| 訓読 | わたつみの沖つ白波立ち来らし海人娘子ども島隠る見ゆ |
| かな | わたつみの おきつしらなみ たちくらし あまをとめども しまがくるみゆ |
| 英語(ローマ字) | WATATSUMINO OKITSUSHIRANAMI TACHIKURASHI AMAWOTOMEDOMO SHIMAGAKURUMIYU |
| 訳 | わたつみの海の沖の方から白波が立って押し寄せて来るようだ。海の女たちも舟を漕いで島陰に隠れようとしているのが見える。 |
| 左注 | (右八首乗船入海路上作歌) |
| 校異 | 礼 流 [紀][細] |
| 用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、羈旅、叙景、兵庫 |

